###############マウントとクォータ機能###############
マウントとはあるディレクトリにファイルシステムのルートディレクトリを接続する作業の事
#mount [オプション] [デバイスファイル名(ファイルシステム)] [マウントポイント]
※現在のマウント情報はdfコマンドで確認できるが、mountコマンドでも確認できる。オプションに-tをつけてファイルシステムを指定すると該当のもののみ表示される
●/etc/fstab に記述されたすべてのファイルシステムをマウントする
#mount -a
※fstabのマウントオプションにnoautoを指定するとそのファイルはマウントされない
●ユーザクォータに関する情報を格納するファイルの名前
aquota.user
※touchコマンドで作成してもよいが、未完成であればquotacheckコマンドを実行することで作成される。
●クォータの設定内容を編集するためのコマンド
#edquota [オプション] ユーザ名|グループ名
※edquotaコマンドを実行するとviが起動し設定内容を編集することができる
●クォータのレポートを表示するコマンド
#repquota [オプション] -a |ファイルシステム名
※rootユーザのみ使用可
###############ファイルの管理###############
●自分の所属するグループを表示
#groups [ユーザ名]
●既存のファイルやディレクトリに設定されているパーミッションはchmodコマンドで変更する
#chmod [オプション] モード ファイル名 (ユーザ、グループ、その他の順)
ーR ディレクトリに指定した場合、サブディレクトリにも反映
ファイル666→umask値022のとき→644
ディレクトリ777→umask値022のとき→755
●指定されたファイルの所有者とグループを変更する
#chown
SUID 4000 (user)
どのユーザが実行しても実行ユーザIDがファイルの所有者となる
※SUIDが設定されている例として/usr/bin/passwodがある(どのユーザが実行しても変更できるように)
SGID 2000 (group)
ファイルのグループIDが実行グループIDとして設定される
スティッキービット 1000 (other)
特定のディレクトリに対し、アクセス権が許可されていてもファイルの削除は行えないよう保護する設定
※例として/tmpがある。
●findとlocateの違い
findはオプションを指定する必要があうが、locateはオプションを指定しなくても検索ができる。locateコマンドはdbを使用して検索するためupdatedbコマンドも利用すること。
●which
whichコマンドは指定されたコマンドがどのディレクトリに格納されているかをPATH環境変数で指定されたディレクトリを基に探す(絶対参照、フルパス)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060228/230996/
●whereis
指定されたコマンドのマニュアルページの場所を表示(whichの結果+マニュアルなど)
###############ソフトウェア管理###############
●rpmオプション
-q(query)指定したパッケージがインストールされていれば情報を表示
-i(info)指定したパッケージの詳細情報を一覧で表示
-l(list)指定したパッケージに含まれるすべてのファイルを表示
-U(upgrade)パッケージをアップグレードする。インストール済みのパッケージが存在しない場合、新規にインストールを行う
-F(freshen)パッケージをアップデートする。インストール済みのパッケージが存在しない場合何もしない
●rpmパッケージをインストールしたとき、そのパッケージに含まれるドキュメントが保存されるディレクトリ
/usr/share/doc
※マニュアルは→/usr/share/man
●yumはrpmパッケージを管理するユーティリティ。パッケージの依存関係を自動的に解決してインストール、削除、アップデートを行うユーティリティ。
yum list installd インストール済みのrpmパッケージを表示
yum search 指定したキーワードでrpmパッケージを検索し結果を表示
yum check-update インストール済みのrpmパッケージで更新可能なものを表示
●yum関連ファイル
/etc/yum.conf 基本設定ファイル
/etc/yum.repos.d リポジトリの設定ファイル
###############システムアーキテクチャ###############
●カーネル2.2でUDBメモリディスクが正しく認識されない
LINUXではカーネル2.4からUSBが正式にサポートされたため、2.4にアップグレードする
●カーネルのモジュールの状態を表示する
#lsmod
●カーネルへモジュールの追加や削除を行う
#modprobe
/boot/grub/menu.list
●システム起動時にカーネルが出力するメッセージを起動後に確認する
#dmesg
#cat /var/log/dmesg
●カーネルのバージョンやマシンアーキテクチャなどのシステム情報を表示するコマンド
#uname [オプション]
●現在ログインしているユーザ全員にメッセージを送る
#wall [メッセージ]
課題はやはいrpmとdpkgコマンドのオプションがややこしい。木補填気にcentosを利用しているのでrpmは一通り勉強しますが、dpkgは捨てようと思います。