Engineer of the lawyer

I was able to pass the Network Specialist. Next target is the Project Manager.

第1章システムアーキテクチャ

【基本的なシステムハードウェア】

CPU

 演算処理を行う部分。

メモリ

 データを記憶する役割。メモリに記憶された内容はシステムの電源が切れると消える

HDD

 メモリは電源を切るとデータが消えるので、長期間保存するデータを保存する

入力装置

 キーボード、マウスなど

拡張カード

 NIC、サウンドカード、モデムカード、ビデオカードなど

 ※拡張カードを取り付けたり取り外したりするときは、一般的にシステムの電源を切っておく必要がある。このような形態をコールドプラグという。

USB機器

 想像通り。拡張カードと異なり、電源を入れたまま取り付け、取り外しができるのでホットプラグという。

 

BIOS】Basic Input Output System:入出力基本システム

BIOSの役割

・OSを起動するためのプログラムをディスクから読み込んで実行

・デバイスの動作を設定

・基本的な入出力を制限

 

【デバイスの確認】

/proc

ファイル名 説明
/proc/bus/usb/* USBデバイス情報
/proc/cpuinfo CPU情報
/proc/interrupts IRQ情報
/proc/pci PCIデバイス情報
/proc/scsi/scsi SCSIデバイス情報

 

デバイスドライバのロード

デバイスドライバとは、デバイスを利用するために必要な制御プログラム

ロードされているカーネルモジュールを確認するには、lsmodコマンドを使う。

#lsmod

 

必要なデバイスドライバは自動的にロードされるが手動でロードする場合は、modprobeコマンドを実行する。

#modprobe [ドライバ名]

 

●システムの起動とランレベル

システム起動の流れ

BIOS → ブートローダ → カーネル → init

 

●起動時のイベント確認

dmesgコマンド(display kernel messages)

dmesgはカーネルが出力したメッセージを一時的に蓄えておくだけなので、時間がたつと消滅する。その場合は → /var/log/messages /valr/log/boot.logを確認すること

#dmesg

 

●/sbin/init

initはLinuxで最初に実行されるプロセス。initは、/etc/inittabファイルの設定を参照する。

 

ランレベルとシャットダウン】

Redhat CentOS Fedoraランレベル

ファイル名 説明
ランレベル 説明
0 停止
1 シングルユーザモード(root)
2 マルチユーザーモード(テキストログイン、NFSサーバは停止)
3 マルチユーザモード(テキストログイン)
4 未使用
5 マルチユーザモード(グラフィカルログイン)
6 再起動
S or s シングルユーザモード(root)

デフォルトでは、id:5:initdefault: になっていました。基本的にコマンド操作だけ利用するので、 id:3:initdefault: に設定するようになりますね。(少なくとも自分はですが)

 

●shutdown

#shutdown [オプション] 時間 [メッセージ]

オプション 説明
-h シャットダウン完了後にシステムを停止する
-r シャットダウン完了後にシステムを再起動する
-f 次回起動時にfsckをスキップする(-hまたは-rと組み合わせて利用する)
-F 次回起動時にfsckを必ず実行する(-hまたは-rと組み合わせて利用する)
-k 実際にシャットダウンせず警告メッセージを通知
-c 現在実行中のシャットダウンをキャンセルする

※shutodown ]どうするの?] [いつするの?]

・例えば15:00にshutdownする場合

#shutdown -h 15:00

・ただちに再起動する

#shutdown -r now

・12:00にshutdownするので別のユーザにmessageを表示させたい場合

#shutdown -h 12:00"please logout"